ここでは、ソニーのエレクトレットコンデンサーマイクロホンECM-PCV80Uを、(PS4)ゲーム実況で使用する際の注意点を説明しています。
このマイクはPS4でカラオケする際によく使われている機器らしく、また安価で音質も良いという面からゲーム実況で声の録音をする際にも好まれて使われているようです!
「PS4 ゲーム実況 マイク おすすめ」などの記事にはこのマイクが必ずと言っていいほど載っていると思います。
それだけゲーム実況入門者?初心者?には取っつきやすいマイクというこのなのでしょう。
私もつい最近、ゲーム実況に挑戦し始め、実況用のマイクをどれにしようか悩んでいました。
そんなこともあり、「ま~どこまで続けるかも分からないし、とりあえずコレ買ってみるか!」ってノリでこの度ソニーのマイクを購入してみました!
で、実際にPS4の録画機能から録画してこのマイクを使ってみたところ、色々分かった事(マズイ事)があったので書いていきます。
ソニーのマイクECM-PCV80Uをゲーム実況で使ってみて分かったこと
先に結論から言っておくと、(PS4で生配信やゲーム実況動画を録画する場合)自分の声をより質の高い形で提供したい場合は、マイクと一緒にマイクアーム、ポップガード、変換アダプタという周辺機器を一緒に購入された方がいいと思います。(変換アダプタだけは必須レベル)
ちなみに私は両方セットになったPUDOONのマイクアームとポップガードセットを購入し、変換アダプタも付属の物から替えました。
拘りがある方は、マイクアームとポップガードを別々で購入してもいいと思います。
※しかし、マイクアームは機器によって装着できるマイクと出来ないマイクがあるので、購入時は「ソニーのECM-PCV80Uは装着できるのか?」ということを確認された方がいいです。
私が購入したセットは装着可能で尚且つ、マイクアームとポップガードがセットになって、しかも値段もお手頃だったので「まー初めてはこれくらいのレベルでいいだろう!」ということでポチしました。
ここでもう一度言っておきますが、PS4でこのマイクを使ってゲーム実況や生配信をしたいと考えている場合のみ、上記のマイクアーム、ポップガード、変換アダプタ、3点の購入を強く勧めます!
こちら3点(既にマイクを購入済みの場合は下2点)を購入することで、下記で話すマイクの問題が全て解決します。
また、PCでゲーム実況や生配信を考えている方は、PCの設定などで問題を解決できる場合があるようなので必須ではないです。
あと変換アダプタについては、もっとお手頃なお値段の物があるので、そういった物でもいいでしょう!
私はPS4以外でも幅広い用途で使いたかったので、この変換アダプタにしました。
※とにかく付属の変換アダプタは使い物になりません…(理由は後で詳しく話します)
問題1.マイクに息がかかると”ボフボフ”うるさい
言葉で説明しても難しいと思いますし、実際にPS4で録音した動画を見ていただこうと思います。
3点の周辺機器を何も付けていない状態での録音と、3点の周辺機器を付けた状態の録音、2つの動画を載せておきます!
※3点の周辺機器を付けた状態の動画は公開が遅れます。
イヤホンなどで聴くとより分かりやすいと思います!
また「これくらいの音質で撮れるのね~」みたいな参考にもしていただけると思います。
3点セットなしの音声(ECM-PCV80Uをそのまま使った場合の音声) |
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3点セットありの音声(ECM-PCV80Uに周辺機器3点を付けた場合の音声) |
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なぜボフボフ鳴ってしまうのか?というのは、下記の問題2と組み合わさっておきているので、そこで説明しています。
問題2.マイクの高さが低すぎる
付属しているスタンドはかなり小さく、さらにこのマイクは(元々カラオケ用なので)集音範囲が狭いです。
そのため、マイクに口を近づけないと声が入らない場合が多いですね。
なので、普段デスクなどで座ってゲームをプレイしている人ですと、喋る時はマイクに口を近づけないといけないので、面倒な動きが出てしまいます。
それと同時に前後に動くと、距離を上手く保てないことも多々あり、鼻息や発音の際に出る息でノイズが発生しやすいですね。
動画では、上記画像のように机にスタンドを立てて喋っていたんですが、結構な量の”ボフボフ音”が出ていると思います。
問題3.付属の変換器の質が悪く、電子音が鳴る
これは私も起こったのですが、何も手を加えていないソニーのマイクロホンで録音した録画を後で見返すと、「ピーーー、ピ―――」という音が定期的に流れていました。
ネットで原因を調べてみると、どうやら付属している変換アダプタの性能が良くないらしく、PS4で録音する場合はこの音が流れているようでした。
解決策はたった一つ、変換アダプタを買い替える!これしかないみたいです。
あとビックリする話が…この問題って2016年頃からあるみたいなんです。笑
商品を改善するようなことはしないんでしょうかね…。
で、この「ピーーー、ピーーー」って音も上記動画内で聞こえると思います。
BGMが大きい場面だと全く聞こえないですが、静かな場面に移ると、雑音レベルでうるさく感じます…。
「自分は気にしない!」と言いたいところですが、やはり”人に動画を見てもらう”ために録画をしている人が多いと思うので、そういった細かい配慮はしていきたいところです。
なので、個人的には最悪マイクアームとポップガードはケチってもいいと思いますが、変換アダプタの交換だけは必須レベルでやっておいた方がいいと思います!
ソニーのマイクECM-PCV80Uの商品到着からPS4に接続するまで
商品がどういった状態で届くか?中身はどうなっているか?などを紹介していきます。
ECM-PCV80Uが届いた際の状態はこんな感じ!
PS4のコントローラーと大きさを比べてみました。
段ボール箱を開けるとこんな感じ!
段ボール箱の大きさの割には、中に入っているものがコンパクトで驚きました。笑
ECM-PCV80Uの箱にはこれらの機器と説明書が入ってました!
- マイクロホン本体
- マイクコード
- マイクホルダー
- テーブルスタンド
- USBオーディオボックス
- 専用USBケーブル
- 取扱説明書
- 保証書
PS4で接続して使用する場合…
- まずマイクロホン本体のコードをUSBオーディオボックスのマイクマークの部分に挿します。
- そのあとUSBオーディオボックスのUSB口からUSBを接続して、PS4に接続します。(この際、マイクの機器が認証される)
- 最後にイヤホンやヘッドホンでゲーム音を別で取り入れたい場合は、「AUDIO OUT」にコードを挿します。
これでイヤホンやヘッドホンでゲーム音を取り入れて、ソニーのマイクロホンで声だけを取り入れることが出来ます!
※PS4にUSBオーディオボックスを接続してマイク認証をする前に、イヤホンやヘッドホンを繋いでおくと機能しないので、必ず認証されてから挿しましょう!
マイクだけ接続してテレビやモニターからゲーム音を出す方法
マイクを接続した時に、ゲーム音の出力がマイクに選択されて無音になることがあります。
これの解決方法を紹介しておきます。
- 本体設定から周辺機器へ
- オーディオ機器を選択
- 出力機器を「USBヘッドセット」から「テレビまたはAVアンプ」に選択
これでソニーのマイクロホンからこれだけを録音し、テレビやモニターからゲーム音を聞くことが出来ます。
しかし、この方法でゲーム実況をやるって人は少ないでしょうね。
ただ、単一指向性で集音範囲は広くないので、よほど爆音でやらない限り、ゲーム音が入ることはないと思います!
ちなみにゲーム音を聞くだけなら、iPhoneのイヤホンを付けてゲーム実況をすることも出来ますよ!
まとめ
ここまで読んでみて、「やっぱソニーのマイクロホンでゲーム実況撮るの面倒くさそう」「もっとお手頃な価格からゲーム実況を始めてみたい」という方は、私がゲーム実況を始める際に初めて使ったゲーミングヘッドホンの記事も読んでみてください。
声の質は多少下がりますが、めちゃくちゃ簡単にゲーム実況が始められます!
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